子育て

胃痙攣??

急な激痛

夕方、長男をピアノのレッスンに送る途中、急に猛烈な胃痛に襲われた。

胃がねじれるような痛みで、背中を極限まで丸くしていないと耐えられない。脂汗が出てきて吐き気がする。

長男を後ろに乗せて自転車を漕いでいる最中で、背中を丸くした変な姿勢で、なかなか力の入らない脚で踏ん張った。

途中あまりの痛さに休みたかったが、時間がギリギリだったため、しかめっ面の変な漕ぎ方でなんとか自転車を漕ぎ進めた。

痛み発生から10分で、なんとかピアノの先生のマンションまでたどり着いた。

いつもは玄関まで息子と一緒に行き、挨拶だけしてまた一時間後に迎えに行くのだが、痛すぎて歩くことも出来ず、自転車を降りてうずくまった。息子1人で行ってもらった。

一気に痛みが来て、数分で耐え難い痛み。10分でもう動けない程に痛かった。

その場に20分くらいうずくまっていたら、ほんの少し動けるようになった。暑くて、近くの公園の休憩室に移動し、一席お借りして座り込むこと30分。

長男ピックアップ

お迎えの時間になり、フラフラ先生のお宅へ向かう。

先生に「あ、ちょっと入って下さい~!」と言われ、レッスン室に招かれる。

まだ終わっていなかった。練習不足で注意点が多いとレッスン時間が延びたり、どこを直すべきなのか、母も一緒にお話を伺うことになる。

すごく熱心に教えて下さる先生でとてもありがたいのだが、一週間いい加減な練習を放っておいたことを私が叱られているようで、余計に胃が痛む。。

イマイチやる気のない息子のピアノをみるのはかなりの労力を要する。

しかし、『この楽譜(ブルグミュラー)が終わるまでは頑張って続けるる』と決めて言い聞かせていたので、母が投げ出す訳にはいかない。私も約束を果たす努力を一緒にしなくてはいけない。

子どもは勝手に育ってくれるとかよく聞くけど、うちの子は何でも一緒にやらなくてはダメみたい。

胃が直ったらやろ…。

娘の保育園のお迎え時間も迫っている。1分でも過ぎると、延長料金1,000円取られてしまうため、休んではいられない。

先生にご挨拶して、保育園へ向かう。また自転車をエッコラエッコラ漕ぎ進める。

娘と次男、ピックアップ

こういうときに限って、パパは出張でいない。5日間いない。こういう三人の子どもの世話を全て1人でやらなくてはいけないときに私がぶっ倒れたら、子どもたちはどうなるのだろう。。

と一瞬思ったが、胃が痛すぎて頭が回らず考えられなかった。

この痛みは、数年前にも経験しており、一番ひどかった時は、総合病院で色々と検査までしてもらった。

車椅子で点滴を受けながら、様々な検査を待っては受け、待っては受け、2~3時間、レントゲンを撮るため、体の向きを変えている最中に、急に治ったのだ。

時間がなかったため診察まで受けず、検査の途中で「治ったからもう大丈夫です」と帰り、息子を保育園に迎えに行った。

ネットで調べて、『胃痙攣』だったのかなぁと思った。

今回もおそらく、2~3時間の辛抱だろうと思った。

なんとか保育園の娘をピックアップし、幼稚園預かり保育の次男もピックアップし、帰宅。

帰宅後徐々に回復

ギブアップ。

とりあえずソファーに横になる。

腹ペコでうるさい子どもたちには、とりあえずバナナやパン、YouTubeを与えた。

今回は、少しずつ痛みが和らいで行った。20分くらい休んで、起きられるくらいになり、夕飯の準備を始めた。

子どもたちの好きな、野菜炒めを乗せたインスタントラーメン。作るのも食べるのも早い。とにかく早く寝支度を済ませたい。

お風呂にはゆっくり浸かりたいところだったが、お風呂はだいたい毎日喧嘩が勃発するため、ゆっくり入れることはない。

お弁当箱等明日使うものは洗ってから寝たかったが、洗い物も洗濯も、明日早く起きてやればいいということにして、早々19:30頃に布団に入った。

寝るまでずっと弱い痛みは続いた。

長男次男は20時でも寝られるが、娘は保育園でお昼寝をしているので、毎日22時過ぎに寝る。寝るまでずっとYouTube。

目が悪くなるなと思いながらも、YouTubeに寝かし付けを任せてしまっている3歳児。次男も4歳くらいまでそうだったかなぁ。長男は、6歳くらいまではずっと、寝る前に絵本を読んでいた。

2人目3人目となると、なかなか理想の子育ては出来ない。やってあげたい気持ちはあるのだけど。。

そういう、『やりたいけど出来ない』ことが山積し、ストレスになって、今回のような胃痙攣になったのかなとも思う。

ストレス社会を生きる

もちろん、仕事自体のストレスもあるけど、仕事をすることで自分の子どもたちが手薄になっていることの申し訳なさや、自分の時間が取れないこと、将来への不安など、様々なストレスと日々戦っている。

だから、どれが直接的な要因か特定は出来ないけれど、とにかく、私は胃がねじれる程のストレスに日々耐えて頑張っているのだ。

たまには20時に寝てもいいだろう。と、寝る。

と、朝には完全復活。

さぁ、今日も頑張ろう。

きっとみんなそう。

みんな、楽しく生きてそうに見える人でも、それぞれのストレスに耐えながら、上手いこと休んだり、発散したりして、生きているのよね。

私も休んだり発散したりしなくちゃ。

Wakame