日常

絶対無二の一球

昨日の日曜日は、午前中、長男のスポ小の練習で、午後はそのコーチ達の試合の観戦だった。

隣の球場では、夏の甲子園の予選が行われていた。

響くサイレンの音に、甲子園をテレビで観ながら、地元の高校を夢中で応援していた学生時代を思い出した。

特別な野球好きというわけではなかったが、タッチが大好きで、全巻揃えて読んでいた。

娘はストライダーに乗ったり虫を追いかけたり。

一度帰宅しお昼を食べ、選挙にも行った。

朝日けんたろうさんの名前を見て、学生時代、バレーボールの世界選手権を夢中で応援していたことを思い出した。

スポーツ観なくなったのはいつからだろう。 

学生時代は、バレーボール、軟式テニス、スノーボード、スカッシュなど色々やった。運動は好きだった。 

大人になって、いつの間にかスポーツをやることも観ることもなくなっていた。

午後に久しぶりのスポーツ観戦。

社会人チーム対大学生チームの戦いだった。

大学生チームは皆同じ大学で同じくらいの年だけど、社会人チームは年齢バラバラで、それぞれ違った仕事、家庭があり、そんなバラバラの人達が集まって、チームで心1つに1つの球を夢中で追いかける。

「この一球は絶対無二の一球なり
されば身心を挙げて一打すべし」

中学のテニス部で、顧問の先生から教わった言葉を思い出した。

目の前で繰り広げられる熱い試合と選手達の気迫に、皆、そんな気持ちでプレーしているんだろうなと感じた。

日々色んな良いこと嫌なこと、大変なこと、悩ましいこと、嬉しい事悲しいこと、様々ある中で、それらを一度忘れて、

この目の前の一球に、この瞬間の一打に全集中するんだろうな。

なんかいいな、一生懸命スポーツやるのって。すっかり消えていたスポーツ魂に、小さな火が灯ったのを感じた。

また何かやりたいなぁ、スポーツ。昔みたいに出来るかなかなぁ。。

子ども1人産む度に20%位の体力が失われる気がしていて、3人産んだ今は、もう全盛期の40%の体力しかないように感じる。

歳を取れば取るほど体力は衰えていくから、日々忙しくても体力と体型をキープ出来るように、身体を動かすことを仕事にしていたいなと思う。

思うのよね。

いつでもまたテニスやスノーボード、出来るように。

子どもとスポーツ出来るように。

うん。

Wakame